ホメオスタシス（恒常性）。自分で治そうとする力のひとつです。

変化を察知して、身体の中を一定に保とうとする力のことです。

〇熱が出たら発汗して熱をさげようとする。

〇身体から熱を出し、細菌・ウィルスが体内にいる事を知らせる。

〇寒くなったら、身体が震え、体温を上げようとする。

〇異物退治を白血球が、傷は血小板が修復しようと働く。

このホメオスタシス（恒常性）が機能するには心身ともに整っている事が必要です。腰が痛い方は腰回りを固め、他の力を使って動くようになります。変に傾いていたりします。お腹が痛いと丸くなるし、胸を張ったうつ状態の方はいないと思います。

心身の健康は身体の形に表れています。形の崩れから症状が発生しています。脊椎動物は特に謙虚です。疲れ切ったチーターは前を見ず、うなだれたままです。

心配事がある時に食欲はなく、消化吸収がスムーズにできません。病になって、周りが「しっかり食べないと元気にならないよ」と」言っても食べれないのです。休みたい。養生するのです。